私は職業訓練中に、【WEBクリエイター能力認定試験エキスパート】の資格を取りました。
WEB職業訓練で取れる資格として書かれてあるのを見たことがあるのではないでしょうか?

ネットで見ると、受ける意味がないという意見があるなぁ。。。
私は『 自分のキャリア+α 』として就職活動する時には意味がある資格だと思います。
未経験でもポートフォリオとこの資格でWEBデザインの仕事もさせていただくことができました。
WEBクリエイター能力認定試験エキスパートの資格をとった体験をもとに、理由とメリット・デメリットを詳しく解説します。
↓気になるタイトルを押すと内容に飛びます。
この資格を取ろうと思った理由
職業訓練でHTML・CSSを学びました。
でも、実務経験がない場合、



面接の時にHTMLやCSSを理解している事をどう証明したらいいんだろう。。?
求人内容に「HTML・CSSの基礎知識がある方」の記載は多いです。
でも、ネットや書籍で調べて時間をかければサイトは誰にでも作れます。
私が資格をとった理由はこの3点です。
- この資格のHTML・CSSの内容は理解していますよと面接時に伝える手段として
- 職業訓練で学んだ事の証明が欲しかった
- 今後HTMLとCSSを忘れてしまう可能性があるから今のうちに取っておきたい
それでは実際に資格をとったメリットとデメリットを解説します。
メリット
履歴書に書ける
就職活動時に、未経験でも履歴書に書くと少しはHTMLとCSSがわかると思っていただけます。
WEB業界以外の企業ではあまり知られていないので、コーディングが理解できているのかと意外と喜ばれました。
『 自分のキャリア+α 』として就職活動するには意味がある資格だと思います。
未経験でもポートフォリオとこの資格でWEBデザインの仕事もさせていただくことができました。
しかし、この資格があるだけで採用になることはないと思います。
あくまでも、+αになります。
基礎が学べる
HTML・CSSの基礎が学べます。
「初心者でもホームページが作れる」のような書籍にはのっていないHTMLが学べます。
初心者用の書籍は見本のサイトデザインによって省かれているHTMLがあり、基礎のHTMLが勉強できてよかったと思いました。
CSSは初心者の本との差はあまりないです。
サイト作成がはやくなる
時間が決められているので、
- ショートカット
エディタ内の操作やコピペ
エクセルなど私生活でも役にたちます。 - コーディングスキル
速さ・正確性
上記が身につき、はやくサイトを作成できるようになります。
サイトを何回も作ることで、ミスをしてはいけない場所がわかります。
自分のコーディングが合っているかデザインが崩れていないかをチェックするタイミングがつかめます。
効率のいい勉強方法はこちら↓


デメリット
合格を目標にすると簡単で意味がない
この資格は得点率65%以上で合格になります。
合格率は90%(笑)!



合格率が高いっ!高すぎるっ!!
サイトが崩れていても、65%以上できていれば合格です。
過去問を3回以上すれば内容を覚えなくいなくても合格できると思います。
- 出題パターンと操作が同じ
- 合格率が高すぎる
合格を目標とするより内容を習得したほうが価値がある資格だと思います。
合格率が高いので少しでも価値をつけるために100点をとり、面接時に伝えました
内容は基礎なので勉強する価値はあります。その場合、理解するには時間が必要です。
学習時間
エキスパート | 38時間 |
スタンダード | 24時間 |
作るサイトが古い
同じパターンのデザイン
HTML・CSSの基本知識が学べますが、サイトデザインは古いのと、同じレイアウトばかりなのでデザイン面では参考になりません。
また、重要なレスポンシブデザインもあまり意識されていません。
基本のデザインをしっかり学ぶ試験です。
スタンダードとエキスパート
どちらを選ぶか
職業訓練でHTML・CSSを学んだ後に、スタンダードから受けてみようとネットで本を購入しましたが、
下記の理由からエキスパートに変更しました。
- スタンダードの内容が簡単だった
- エキスパートとスタンダードの試験内容がほぼかぶっていた
- 1回で値段を安くすませたかった
受験料
エキスパート | 7,500円(税込) |
スタンダード | 5,900円(税込) |



エキスパート一択です!
試験内容


出題内容
WEBクリエイター能力認定試験 出題内容詳細
- スタンダート
部分的にコーディング - エキスパート
1からコーディングでサイト作成+知識問題
エキスパートになると1からサイト作成、知識問題になりますが、
知識問題もそこまで難しくなく、WEBデザインをされるのでしたら知っておいた方がいいと思います。
試験時間
エキスパート | 知識 問題 実技 問題 | 20分 テキストエディター使用 110分 Webページ作成ソフト使用 90分 |
スタンダード | 実技 問題 | テキストエディター使用 70分 Webページ作成ソフト使用 60分 |
・テキストエディター
メモ帳 テキストエディット など
・Webページ作成ソフト使用
ATOM 秀丸エディター サクラエディターなど
私はATOM を使用しました。


- 無料
- 頭文字を入力することで予測が出てくる
- コードの役割ごとに色を変えて表示してくれるのでミスを防ぐことができる


勉強方法は、WEBクリエイター能力認定試験エキスパートの効率的のいい勉強方法を解説でまとめています。
まとめ
HTML・CSSはWEBの基礎です。
デベロッパーツールのコードも調べなくても理解できるようになります。
ノーコードがどんどん増えてきていますが、HTMLとCSSを覚えておくと+αとして自分の好きなデザインすることができるので、差別化できる・完成度があがります。強みになりますね。
HTML・CSSを理解したい方にはおすすめです。
また、自分のキャリア+αとして就職活動するには意味がある資格だと思います。
少しでも新しい可能性が見つかりますように。



最後まで読んでいただきありがとうございました。